<28> #33

2009-08-10 19:39:00

文科省に聞いてみた(入会の強制と卒業式における生徒差別の問題)

テーマ:PTA

7月のエントリでとりあげた、入会の強制と卒業式における生徒差別の問題につき、文科省に問い合わせてみた。

応対してくれたのは、生涯学習政策局 生涯学習推進課「PTA活動係」のS氏。
全国的な問題としてとりあげてくれるかどうかはともかくも、少なくともこれらのケースについては「とんでもないこと」としてすぐに動いてくれるかと思っていたが、甘かった^_^;。

要するに、「それぞれのPTAの内部で解決してほしい。文科省の立場でとやかくは言えない」とのことだったorz。「みなさんでよく話し合って解決してほしい」ということを何度も言われたような気がする。

それに対しては、今回の当方の指摘するケースは、「その会の会員内部の問題」では決してないことを指摘した。
前者は、会には関わりたくないと思っている保護者の思想信条や選択の自由を不当に制限し、PTAに巻き込むというケースだし、後者は、非会員の子どもが卒業式という学校行事において差別的な扱いを受けかねないというケースだ。
いずれも、「会員内部の問題」ではない。「みなさんでよく話し合って」と言われても困るのだ。

学校と深く関係する団体が不法な断言をして有無を言わせず新入生の保護者を自分たちの会に巻き込もうとするのを学校当局として放置していいのか?
卒業式における生徒差別に学校が加担する、あるいはそれを放置していいのか?

上のようなことを述べ、再考を求めた。

その結果、
①文科省から各当該市P協に対して当方の考えを伝える
②上司に相談してみる
との返答を得た。
※単Pを管轄しているのは、各市のP協との認識だった。私が「P協が単Pを『管轄』しているのですか?」と問うた所、「上部団体ですからね。」とのことだった。「P協に問い合わせた場合、窓口になってくれる人はいるのか?」と尋ねたところ、専任職として「事務局長」がいますとのことだった。

①と②の結果は、一週間後に教えてもらえることになっている。

補遺
最終的には①、②に示したとおりに収束したのだが、話し合いの過程で文科省側から出た言い分を記録しておく。それに対する当方の言い分は赤字で示す。
なお、赤字で示した当方の主張は基本的に担当者とのやりとりの中で述べたものですが、一部、この時点で加えたものもあります。

<入会の強制について>
会則上全員加入になっているのなら仕方がないのでは。それをおかしいと思うのなら、会則を変更するよう努めるべきではないのか。
・納得の上会員になっているのならそのロジックは成り立つが、「会員になるつもりがない保護者も巻き込まれる」ことを正当化はできないだろう。そのロジックによると会則を変えられない以上、おとなしくPTA会員でいるしかなくなるが、そんな馬鹿なことが法治国家においてあっていいわけがないだろう。
「会員にならない自由」は、法的な義務がない以上、断固としてあるはずである。
その自由を「Pちゃん」の言い分はやすやすと踏みにじっているのである。
こんなことが放置されていいはずがないではないか!!



<卒業式における生徒の差別について>
非会員の子どもには証書を渡さないというようなことがあれば指導はできるけれど、「なくてもいいものである」ケース等が渡されないからと言って、指導は難しい。
・卒業式は学校主催の学校行事であることをよく考えてほしい。学校行事におけるいわれなき差別が許されるとは思えない。「なくてもいいもの」と言うのなら、そもそもそのようなものの配布を卒業式で行うことをやめればいいのではないのか。





1 ■S氏とは女性の方ですか?
まるおさん>
お疲れ様でした。
文科省は、まだそんな言い訳をしているのですか。あきれました。

出来れば消費者契約法と学校自己評価制におけるPTAの関わりについても触れて頂ければ良かったのですが・・。

私もそろそろメールではなく、電話攻勢をかけたいと思います。

2 ■Re:S氏とは女性の方ですか?
>PTAのあり方とは・・さん

そうです。

>出来れば消費者契約法と学校自己評価制におけるPTAの関わりについても触れて頂ければ良かったのですが・・。

本日の「違法スレ」での御発言、読ませていただきました。
とっても、勉強になりました。
あのようにまとめていただくことで、これまでの御主張がよ~くのみ込めるようになって来ました。

なお、Sさんとは拙ブログの記事をお見せしながら、お話させていただきました。
(リンクした資料を見ていただくためでしたが。)

ともかくも、一週間後のご返答を楽しみに待ちたいと思います。
Sさんにも申し上げたのですが、文科省とけんかしたいのではなく、「保護者と児童・生徒のため」に、このPTA問題が少しでも前進すればいいがな~と思っています。

その気持ちは、たぶんSさんもその上司の方も同じではないかと思っています。

3 ■Re:Re:S氏とは女性の方ですか?
>まるおさん
ご返信、ありがとうございます。

皆が平和でいることを望む次第です。
(言葉では簡単ですが・・大人の考え次第だと思います。)

私は、とことん戦うつもりですが、いらぬ被害は避ける必要があると思っております。

4 ■何故、生涯学習推進課?
お邪魔致します。
2ちゃんねるでは時折レス頂いておりましたが、ちょっとドキドキです。

卒業式の記念品については、PTAの問題というよりは、
卒業式を主催する学校、ひいては校長の責任を問うべきではないかと思うのですが。
この問題を持っていく場は初等中等課ではないのでしょうか。
学校行事での物品の配布は校長の許可なくしては出来ない事です。
何故、そのような特定団体に属する親の子どもだけを対象にした品の配布を
義務教育の学校行事で認めるのか。
学校の最高責任者である校長に対して行政の指導がされるべきだと思います。
この事例がO.K.なら、例えば、「おやじの会」等の他の任意団体が学校行事において、
おやじの会に参加する親の子弟のみに物品を配布する状況も可と考えているのか?
文科省に質してみたいところです。

5 ■Re:何故、生涯学習推進課?
>朝顔さん
コメント、ありがとうございます。
2ちゃんで「お手盛りの寄贈」という鋭い切り込みをなされていた方ですか?(違っていたら、ごめんなさい。)

御コメント、スミからスミまで激しく同意いたします。

来週、文科省と話し合うときは、「学校(長)の責任」をしっかりと問いたいと思います。
朝顔さんの説明、使わせていただきますm(__)m。
そして、「窓口」の件についても問いかけてみたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。
またお知恵をお貸しくださいませ。

6 ■Re:何故、生涯学習推進課?
>朝顔さん
はじめまして。
僭越ながら私がお答え致します。

私が公益通報外通報で文科省に情報提供した際、問題が多岐に亘るので窓口が4つになる、とされ案内を頂いたのですが、特に教育委員会担当窓口については教えてくれませんでした。
現在も当地市教委の対応についてのやり取りを総務課広報室の専門官と行っているのですが、教えろ、と言っても応えてくれません。
ですので、私は、とりあえず庶民からの問い合わせに対しては、PTAに関連する問題は生涯学習推進課とし、「単Pには行政は関与出来ない」として(社教法12条の壁)、又、地方行政の問題に関しては「地方分権」との口実で”逃げる”のが常套手段だと理解しております。
行政へ疑問質問を投げかける場合は、この壁や屁理屈を打ち壊す理論武装の必要性を感じます。
(長文にて失礼致しました。)

7 ■Re:Re:何故、生涯学習推進課?
>PTAのあり方とは・・さん
情報、ありがとうございます。、
しかし、まだのみ込めない点があります。

「学校長の不適切な行為」

について問い合わせた場合、それに対応する部局がない、ということなのですか??
今日のエントリにも書いたように、当然のこととして、初等中等教育局マターだと思うのですが。
どんなものでしょう?

先日の「くじ引き原則禁止」の学校の件、ご教示いただき、ありがとうございました。
その板のほかの方たちのコメントを見ていても、保護者側の意識は急速に進展しているな~♪と、うれしくなりました。

8 ■文科省の相談窓口の件について。
PTAのあり方とは・・さんへ。

とてもお詳しいようなので私も質問します…。


PTA問題だけではなくて、
日本文化問題(ムラ社会&二重規範)について相談する場合は、
どの部局が対応することになるのかな…?

おもち化教育をやっているのは
主に初等中等教育局ですよね…?


どうぞよろしくお願いします…m^^m

9 ■Re:Re:Re:何故、生涯学習推進課?
>まるおさん
私の場合も「有料授業」「スクールカウンセラー派遣要請」「教材費」その他もろもろについて、明らかに「学校長の不適切な行為」でありましたが、その窓口は別にあるとしながら大臣官房総務課広報室の専門官が対応しております。
又、その監督庁である市教委の不誠実な対応については「担当部署なし」としながら同専門官が対応しており、先月こちらの突っ込みに負けて「市教委に事実確認の電話を入れる」との回答を得たのです。
ちなみに、県教委は市教委の上級庁には当たらない、との見解を示しており、文科省も「地方分権に先立ち・・・」と地域での解決を求める傾向にあります。
「常套手段」としたのはその経験によります。
どうも「面倒に巻き込まれたくない」との思いから、露払い的な対応をさせられているように思います。同専門官は私大卒私大職員もしくは地方国立大卒地方国立大職員派遣者だと思います。(記録あり)
(私の中学同期の友人も地方国立大職員から文科省へ派遣され、大学入試試験担当等として「露払い」を経験しております。現在、卒業大学の財務部長として2年ほどの任期で一時帰省しております。)


10 ■Re:文科省の相談窓口の件について。
>里山たぬ子さん
あまりいじめないで下さい。
どうも怪しまれているような・・気のせいでしょうか。
おもち化教育の実害について、検討すべき窓口を応えられるか・・・・無理・・だと思います。

11 ■本丸は初等中等教育局…?
PTAのあり方とは・・さんへ。

お返事、ありがとうございました。
(素朴な疑問だったんだけどね…^^)


で…。

よくは分からないけど…、

・ 生涯学習政策局 … 「露払い」
・ 初等中等教育局 … 「本丸」

             …って感じかな。 (?)

12 ■Re:本丸は初等中等教育局…?
>里山たぬ子さん
自分の友人ネタでおもいっきり妄想をしていますが、”本丸”はそう簡単には出てこない、と勝手に想像しております。

私の相手おしておりますPTA担当はともかく、広報専門官は1~2年単位で移動しているようで、どうも友人のパターンと似ているのです。ですので、ついつい妄想しております・・。

どちらにせよ、生涯学習政策局には”社教法第12条の壁”が存在しております。
初等中等教育局の壁は、目下建設中の「地方分権」ですので・・・。

13 ■本丸が分かって、スッキリしました。
日本文化問題(ムラ社会&二重規範)の本丸は
「文科省初等中等教育局」ですよね…、やっぱり。

なんとなくスッキリしました。  どもどもです…。

14 ■Re:Re:Re:Re:何故、生涯学習推進課?
>PTAのあり方とは・・さん
たいへんにディープな情報、ありがとうございます。

「学校長の責任」を問うという場合も、いろいろな段階があるように思います。
我田引水かもしれませんが、

①非会員の子どもの差別(証書の入れ物の件)
②保護者の思想・信条の自由を侵す不当行為
(会費の不当徴収の件)

は、その質と量の両面においてきわめて「重い」もののように思っています。
それに対して、文科省がどのように対応するのか、私はたいへんに注目してますし、私以外の多くの(?)国民も注視していることを考えて対応してくれればなあ~と思っております。

15 ■Re:Re:Re:Re:Re:何故、生涯学習推進課?
>まるおさん
お返事ありがとうございました。
私は、卒業式の件はPTAの問題ではないと考えています。
何故なら、先に書きましたように他の団体でも同じ事が出来るからです。
PTAのみならず「おやじの会」あるいは「子ども会」、「自治会」「学校ボランティア」…
そのような団体からの学校行事における会員子弟の優遇措置(ですよね?)の申し入れに対し
学校はどのように対応するのか?
それは生涯学習推進課とは何の関係もありません。学校の問題です。

>PTAのあり方とは…さん、
いつもそのスタミナには敬服しております。
学校長の行為について、窓口として専門官があてがわれておられるとの事、お役所ってワケ分らん!ですね。
ただ、あり方さんの問題とされている行為と交渉内容は、
どちらかと言えば、学校対保護者という感じがするんです。
しかし、卒業式で配布する物品で、生徒に差異をつけるのは、
学校が子どもの権利をどう考えるか、学校が子どもをどう扱うかという問題であり、
学校と子どもの問題であると思うのです。
生徒は、その保護者の所属団体により、学校行事で他と異なる扱いを受けるのが相当なのか?

学校は是非、教育者として子どもに対して誠実で公正であって欲しいと思います。


16 ■ご応答ありがとうございます。
(Reばかりなのでタイトルを変えました。)
>朝顔さん
>学校と子どもの問題であると思うのです。
>教育者として子どもに対して誠実で公正であって欲しいと思います。

まさに仰る通りです。

私が問題にしているのは”行政に利用されているPTA”なのです。
行政が「物言わぬ保護者」に対し、横暴な立ち振る舞いを行うことに我慢が出来ないのです。
PTAを保護者代表と見立て、言うことを聞かないものを排除する、「オールPTA会員化=教育公務員の奴隷もしくはパトロン化」とする、このような逆転の時代が来ている・・・・。
(そもそも公務員は「国民全体の奉仕者」という言葉自体が死語となりつつあるように思います。)
このまま我がままを言わせていたら、この国は破綻するのでは、と危惧しており、オール私立化か一般国民並の”我慢”をするか、公務員に選択させる時期(公務員制度、義務教育の見直し)が来ているように思うのです。
「卒業式の贈り物」については、行政(=学校)も望んでいない”単なるお付き合い”程度のものと考えております。(もちろん影響は”大”です。)

17 ■日本はもともと全体主義の国。
PTAのあり方とは・・さんへ。

てかさ…。
日本はもともと全体主義の国(和の国)なんだよね…。

右肩下がりの時代になったから
いろいろ問題が出てきている、ってことじゃないのかな…。

18 ■Re:日本はもともと全体主義の国。
>里山たぬ子さん
よく解りませんが、全体主義はどの国でもあることだと思います。
日本の場合は、全体主義が利己主義に成り下がってしまったのだと思います。

脱線しますが、私は現在、循環型社会を実現する為にネットワーク作りなどに取り組んでいますが、利己主義社会ではコストの問題が発生し、どのような良い考え=生産物でもスムーズに循環しなくなってしまいます。
付加価値を見出すと直ぐにコストを吸収し、利益を確保しようとする。これが先進国経済を破滅に導いたのだと思います。

教育も、教育公務員が出世を考えた時点で破滅に向かうのだと思います。

19 ■ムラに貢献すると出世するシステム。
> 教育も、教育公務員が出世を考えた時点で破滅に向かうのだと思います。

社会規範に則した働きをして出世するのは
自然なことだと思うんだけど…。

問題は「何が社会規範なのか…」ってことじゃないのかなぁ…。

( ムラを尊重するのか、個人を尊重するのか )

20 ■Re:ムラに貢献すると出世するシステム。
>里山たぬ子さん
深夜に失礼致します。
「ムラは誰が創っているのか」なのだと思います。
社会規範とやらが誰の手によるものなのか。これが問題です。

公の場において、遅まきながら相対評価を持ち込もうとしておるようですが、まるでNHKの出演者のような感があります。

かの北欧の国はどうだったのでしょうか。


21 ■>20.の続きです
>里山たぬ子さん
おはようございます。
偶然なのですが・・
FJNさんのところ(アカウンタビリティと学校評価)とカワバタさんのところ(時間割・・さらに教育委員会がない)に、私の申し上げたいことが書かれてあるような・・・感じです。

読書嫌いの私が学生時代に武蔵野のボロアパートで読んだ「二十歳の原点」「新個人主義のすすめ(だったと思います。著者:武者小路実篤)」が私の自立を促したように記憶しております。

22 ■規範意識の転換が必要。
PTAのあり方とは・・さんへ。

ムラを作っているのは
一人ひとりの「 規範意識 」じゃないかなぁ…。

ムラを尊重するべきである、という規範意識から
個人を尊重するべきである、という規範意識へ、
転換したらいいと思うんだけど…。

リベラルな教育改革、っていうのか、
パラダイム転換、っていうのか…、そんな感じ。


PTA問題の解決も、
規範意識の転換を目指すことが
一番の近道だったりするんじゃないかなぁ…。

23 ■Re:規範意識の転換が必要。
>里山たぬ子さん
「どこが」それをやるか、だと思います。
結局、「個別の事象」となり、行政の言い訳が通ることとなります。

しかし、PTA問題のムラ長は「学校長」であり、ここでの規範意識は彼の主導の下で築かれております。
「ムラ長」の意識改革と「ムラ人」の意識改革が必要であり、ムラ人の意識教育を行うものの一つが「社会教育(生涯教育)」なのではないのでしょうか?
この場合、「どこが」やるべきなのでしょうか?

かの北欧の国の意識改革は国家主導によるものだったのでは?
その源はノキア社の国家戦略だと理解しております。

24 ■リベラルな教育改革をしよう!
・ PTAのありかたとは・・さんへ。

…?
規範意識の改革は
初等中等教育局が中心になるのでは…。


・ まるおさんへ。

本丸目指してガンガレ~^^


( ↓ ところどころ書き加えました… )

25 ■Re:リベラルな教育改革をしよう!
>里山たぬ子さん
遵法の精神
   ↓
「社会教育」改革→大人の意識改革→教育改革
                ↓       ↑  ↓
           行政(従事者意識)改革 子供

「ムラ」自身は変わろうとはしない、と考えます。

各時代の末期がそうであったように、「ムラ人」が変わり、「ムラ長」が変わり、「ムラ」が変わるのだと思います。
変えるための、しっかりとした「根拠」作りが大切だと思います。

26 ■教育改革って初等中等教育局の管轄じゃないの…?
PTAのあり方とは・・さんへ。

おもち化教育を率先してやってきたのは
「 生涯学習政策局 」なのか、
「 初等中等教育局 」なのか、ってことになると思うんだけど…。

「本丸」って言うのは、そういうことだよね…?

27 ■Re:教育改革って初等中等教育局の管轄じゃないの…?
>里山たぬ子さん
先の卒業式記念品問題は初等中等教育局で良いと思います。
が、PTA問題は文科省主導で発生しているようですので、「PTA洗脳」自体を諦めさせる必要がある、と考えます。

初等中等教育局は、あくまでも直接学校教育に関わることを行う部署だと思いますので、結局は学校後援会を立ち上げて”同じ”となります。
初等中等教育局は”壁”がない本丸ですが、癌は社会教育法壁に守られた生涯学習政策局であり、早急な除去手術を要するものと考えます。
この摘出手術が成功すれば、本丸は直ぐに落ちるものと思われます。

28 ■PTAは日本の縮図。
PTAのあり方とは・・さんへ。

私は「PTAは日本の縮図」だと思っているので…。

PTAだけを切り離して論じるのには抵抗があるよ…。

まぁ…、
それぞれの考え方でやればいいね…。  うん。

29 ■Re:教育改革って初等中等教育局の管轄じゃないの…?
>里山たぬ子さん
文科省のHPの組織図の「生涯学習局」をポッチすると、生涯学習局の仕事内容が書かれているのだけど、今見てきたら、どうやら「教育改革」は、生涯学習政策局の管轄のようですぜ(゜.゜)

*****
教育改革を推進するため、基本的な政策の企画・立案、国内外の教育に関する調査、教育の情報化に関する政策を進めています。生涯学習社会の実現を目指し、社会教育の振興、男女共同参画の推進、家庭教育の支援のほか、放送大学の充実・整備、専修学校・各種学校の振興に関する事務を行っています。
*****

話が横道にそれるかもしれないけど、「国内外の教育に関する調査」とあるからには、PTAや「地域支援本部」のようなものがはたして諸外国にもあるのか??? ぜひ聞いてみたいと思っています。

30 ■Re:PTAは日本の縮図。
>里山たぬ子さん
>私は「PTAは日本の縮図」だと思っているので…。
私も同じ思いです。
柳下さんのブログで示された資料の中に「受益者負担」についてあったと思いますが、日本の教育その他の「受益者負担」についての後押しをしているのが”PTAによる実績”だと思います。
実際、学童クラブの運営も”PTA化”(父母会による運営費支援という受益者負担=これは学童クラブの裏金作りに結びいているようです。)が進んでいます。
>>25 でも書きました通り、PTAだけを切り離したつもりはありませんが、作文がへたなので、そのように結論付けられても仕方がありません。

>まるおさん
是非、諸外国の情報が入りましたらご紹介ください。宜しくお願い致します。

31 ■ん…?
でもさぁ…、
そこに書いてある「 教育改革 」って
安倍元総理の頃の
「 先祖返り路線の教育改革 」のことだよね…。

「 規範意識の低下 」とか「 道徳教育 」とか。
「 美しい国 」とか「 正しい日本語 」とか。


「 リベラル路線の教育改革 」も
ここが担当するのかな…。   う~ん。

32 ■おまけ ( 補足です… )
PTAのありかたとは・・さんへ。

私も…、
少し言葉足らずだったかもしれません…。 (?)

「 PTAは日本の縮図。 」というのは、
「 PTAは日本文化の縮図。 」という意味でした。

( PTA問題 = 日本文化の問題 )

33 ■Re:おまけ ( 補足です… )
>里山たぬ子さん
>そこに書いてある「 教育改革 」って
安倍元総理の頃の
「 先祖返り路線の教育改革 」のことだよね…。

「 規範意識の低下 」とか「 道徳教育 」とか。
「 美しい国 」とか「 正しい日本語 」とか。
*****

確かに。
… ということは、なんと!
わしらが「克服されるべきもの」としてきた「ムラとしての日本」を必死で維持しようとしている元締めが、
生涯学習政策局
ということになりそうですな(?)。

「生涯学習政策局」というネーミングって、ミスリーディングかもね…。
しっかり眉につばして見なくてはね。

ぶっちゃけて言うなら、
「国民教化政策局」
ということなのかもしれない。