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2012-06-01 15:12:11

留学生に聞くPTA⑤ 韓国にはふつうにある保護者の自由がなぜ日本にはない?

テーマ:留学生に聞く「PTA」
3年生のゼミ生のI.Sさんに韓国のPTA事情を聞いてみた。

あらためて、彼我の違いに驚いたしだい。

彼女は、自分が知っているのは京畿道の一部(たぶんソウルも同じだと思う)と断ったうえで、次のような話をしてくれた。

韓国にもPTAのようなものはあるが、あくまでも有志が行うもので、彼女の知っている範囲では、会員になるのはクラスで3人から10人くらいだそうだ(日本と同じ上限40人クラスとのこと)。
その有志の人たちが、交通安全活動などをしていると。
(ユニフォームを作って交通安全活動に励むお母さんたちの写真を見せてもらった(ネットのもの))

そして、会員になったとしてもあくまでも自分のペースで活動できるようで、「仕事を押し付けられる」というのは考えられないと。

彼女のお母さんは会員になり、はじめは集まりにも参加していたのだが、子どもの成績自慢や優秀な家庭教師の情報交換、高価な買い物の話などに違和感を感じ、活動に参加しなくなったそうだ。
でも、退会はしなかった。
そして、それで何か問題になることもなかったと。

入るのもよし、入らないのもよし。
入って活動するもよし、入って活動しないのもよし。



Iさんのお母さんの話を聞くにつけ、韓国の母親には与えられている当ったり前の選択の自由が、なぜ日本の母親には与えられていないのか?と、改めて思いました。





1 ■無題
韓国に限らず、貧富の差が入退会に影響している様に思えます。
共働きならば活動自体難しいでしょうから入会しない、暇な母親で尚且つ自慢したい様な人が入会するのかな?活動がどうなってるかも重要ですが!