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2010-03-07 00:32:34

これで「総意です」と言えるのか?

テーマ:PTA
拙ブログでときどき疑問を投げかけさせてもらっている群馬県某市の教育委員さんが関与するPTAの総会に関するブログ記事を見かけた。

「チチの毎日全力投球~仕事とPTAと地域と大学講師と・・・子育てど真ん中なチチの毎日!(広告代理店マン、PTA会長、大学講師・・・頑張っている親ばかチチのノンフィクションな日々!)」

それによると、
8時過ぎに準備が始まり、
その後、リハーサル
そして、
総会が始まったのは10:07分で、
終了は10:32分。

準備に2時間。本番は25分。

新年度の本部役員と活動方針が決められる大切なはずの総会でこれ。

「意見を言いたいと思っていたけれど、とても言えるような雰囲気ではなかった。あれは総会というより宗教儀式。」てなことをおっしゃっていた方がいる。

確かにこれって、

総会というよりむしろセレモニー

と言うべきじゃないのかな。

優良PTAの選考に関しては総会の開催回数や出席率が問題にされる。
しかし、大切なのはその会議を通してほんとうに会員の意向が集約されているのかだと思うのだ。
そこをないがしろにしておいて、教委や文科省は「保護者の総意ですから。」などと安易に言わないでほしいと思う。

現状では、総会は「総意の偽装装置」になっているのではないだろうか。

2時間もかけるにぎにぎしい準備は、活発な議論を呼び込むよりもむしろ封じる方向に作用しているように思うのだが、それは邪推だろうか。

追伸
おやじさん、そして新会長さん、いちゃもん入ってたら、ごめんなさい。