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2010-04-11 13:12:48

中間集団全体主義へのレジスタンス

テーマ:メモ帳
新しいテーマ、「メモ帳」を設定しました。
「おっ!」と思った発言をランダムに記録しておきます。
(最近、頭の中の「消しゴム」が超高性能になってきたので(涙)。)

カワバタさんのツイッタ―より。
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@tricken 最近、こういう前提のもとに(http://bit.ly/9OttFi)、こういうことを言うております。http://bit.ly/cUzLkV どう思われます?

文科から、PTAとの共依存をやめる方向アナウンスを教育委員会・校長などにしてもらいつつ、個々のPTAが変わっていくためのプログラムのつもり。(http://twitter.com/Rsider)4.10
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文科省からの働きかけと現場発の動きとによるはさみうちによって、「個」を苦しめる「化け物(中間集団)」を成仏させようという戦略と私は理解した。なるほど。


横浜でのPTAシンポの様子を記事にしてくれた朝日の記者(阿久沢さん)のツイッタ―より。
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PTAの幹部のインタビューで、やたら「普通は」と言う言葉が出て来たのが、印象的だった。私たち普通の親は、普通の子どもは、普通の大人の普通の責任、普通のセックス、普通の雑誌。「普通」という言葉の暴力性についてしみじみ考えてみる。

以前、姑に部落民か、と疑われてショックを受けたという女性に、「その反応で合ってる?」と、きいたら、「あたしは普通の主婦だから、差別とか人権とか、わかりません」といわれた。普通の主婦って何?

PTAに関していえば、普通の母親が、無垢な子どもを守るために、無償で奉仕する、という善意の3段重ねが、誰にも反対意見を言わせないファッショ構造を規定している。善意ほど怖いものはない。
(http://twitter.com/oomugikomugi)4.8
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「化け物(中間集団)」を成り立たせている「ふつう」という感覚の恐ろしさに対する指摘。


注:「中間集団全体主義」。いじめ学者の内藤朝雄氏がいじめの背景にあるものとして指摘している問題性。





1 ■普通でないわが子
 いっこくです。職業柄、他の保護者たちとも、学校の先生たちとも話が噛み合わない、普通でない私です。
 私にとっての正論が、彼らにとっては破壊兵器のようですので、村八分にならぬよう、公の場を避け、発言を控えています。既存のPTAは避けたい団体です。なくした方が良いと真剣に考えています。

2 ■Re:普通でないわが子
>terakoyaohesoさん
いっこくさんのようなお立場は、とても「貴重」だと思います。どうぞ、この調子でしぶとくやっていってくださいませ。

>なくした方が良いと真剣に考えています。
共感するところ、大であります。

ところで、「新しい公共とPTA」という切り取り方に違和感を禁じえません。私は。
ひと言でいえば、PTAの中間集団全体主義的体質を強化することになりかねないのでは、と。
このあたりをめぐり、いくつか論じていきたいと思っております。
その節は、反論も含め、ご意見をお聞かせください。

3 ■新しい公共
>PTAの中間集団全体主義的体質を強化することになりかねない

 私もそういう懸念を持っています。新しい公共という言葉で、PTAと地域諸団体と学校が束ねられたら、非常に息ぐるしくなるでしょうね。
 なぜ我が子が普通でないかといえば、うちの子は中学・高校で部活動に加入していないからです。学校に部が無いというだけですが、それでも、中総体・高総体には出場しています。お陰で部活の保護者会にも加わらずに済んでいますが、そちら方面のごたごたの相談を受けることはあります。ごたごたの原因は、最初に合意して決定したことを、誰かの発言で変更することに端を発することが多いですね。人治主義になっちゃうのです。
 新しい公共も、この国では、民主的な法治主義ではなく、人治主義に傾くのではないでしょうか。

4 ■Re:新しい公共
>terakoyaohesoさん
遅レス、失礼いたします。

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新しい公共という言葉で、PTAと地域諸団体と学校が束ねられたら、非常に息ぐるしくなるでしょうね。
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御意です。
戦前の学校後援会に逆戻りするのではないかと危惧しています。

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新しい公共も、この国では、民主的な法治主義ではなく、人治主義に傾くのではないでしょうか。
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これも、沁み入るご発言です。
「公共」は大いに結構だと思うのですが、おっしゃるところの「民主的な法治主義」に欠けるとなると、とんとんとからりと隣組♪の世界が待ってるようで、怖いです。


お子さん、総体に出られているのですか。
すごいですね!!
しかも、部活の枠の外で、というのが、「ふつう」との絡みで言うと、すばらしいですね。